本物の自然素材を使った、安心して住める住宅造りと心を豊かにしてくれるエレガントでセンスのある家
〒064-0951
札幌市中央区宮の森1条10丁目
建築デザイナー 土岐敏央
インテリアデザイナー 土岐ゆう子
自然素材でアトピー・アレルギーにならない家
玄関は明るくしたい。そんなことからホワイトで簡単にまとめてしまいがちですが、色の見え方はその色の明るさの他にも対比によって大きく変わります。
天井の色を暖色系のパープルの壁紙。床材をカリン無垢材で仕上げ、正面の壁に視線を集めるようにして花柄を用いました。
使っていなかった奥の和室をリヴィング・ルームと連続させた広々とした室内にリノヴェーション。
部屋を仕切っていた下がり壁を撤去して連続した空間にしました。
もともとあった上がり天井をそのまま残して色彩を変え、空間に動きが出るように。
水周りの動線を極力短くするために、キッチンの横にユニットバス、洗面所とトイレが一体になった空間を造りました。
高い所は手が届かないことから、収納を足元に集約してシンプルに見せる工夫を。
横長の鏡は下から優しく漏れる間接光によってお顔の状態が良く分かるようにしています。
リヴィングルームのBefore&After。リヴングルームからキッチン、トイレ、ユーティリティ、バスルームへのアクセスが容易になるように水回りの動線を短くしました。
キッチンのBefore&After。使用していない古いペチカが室内全体の通気を拒んでおり、新築時の断熱施工不良によるカビが発生。 キッチン・ダイニングルームとリヴィングルームを分けるのではなく、ひとつの空間と捉えて色のバランスを整えました。 珪藻土と壁紙を組み合わせた内装に、予算を抑えるためにI型のキッチンを対面式のように造作。
洗面所・トイレ&バスルームのBefore&After。玄関横にあり寒かったトイレをユーティリティとバスルームを一体にして設計。 日常の炊事洗濯の大変さを出来る限り軽減し、女性一人の生活のプライベート感を豊かに表現しました。 鏡の裏側にバスルームがあり、洗濯スペースも浴室入り口横にあり、限られたスペースの中でスムーズな動作が出来るように設計しました。